紀の川雑草レモン農園Plusは、和歌山県紀の川市で夫婦二人三脚で営む小さな柑橘農園です。
私たちは、農薬・化学肥料・除草剤を使わない自然栽培にこだわり、レモンをはじめとした香酸系柑橘を育てています。規模は決して大きくありませんが、その分、一本一本の木と丁寧に向き合いながら、日々畑に立っています。
自然栽培を選んだ理由
最初から自然栽培を目指していたわけではありません。
効率や見た目を重視した栽培に違和感を覚え、試行錯誤を重ねる中で、「自然の流れを尊重することこそが、自分たちに合った農業だ」と感じるようになりました。農薬や肥料に頼らず、土そのものの力を引き出すことで、果実が本来持つ味や香りが、素直に表れると考えています。
「雑草」と共に育てるという考え方
紀の川雑草レモン農園Plusが大切にしているのは、雑草をただ取り除くのではなく、畑の一部として向き合うことです。
除草剤を使わず、刈った雑草を土に還すことで、微生物や小さな生き物たちが活動し、土そのものが育っていきます。その循環の中で果樹はゆっくりと根を張り、自分の力で実をつけます。雑草と共に育てる栽培は、決して放置ではありません。
草の種類や伸び方、刈るタイミングや高さを見極めながら、畑全体のバランスを整えています。こうした環境で育った果実には、風雨や虫たちと向き合ってきた証として、キズや色ムラが見られることがありますが、それは自然の中で生き抜いてきた証しでもあります。見た目よりも、果実本来の味や香りを大切にしたい。その想いから、「雑草レモン」という名前を掲げています。
夫婦二人三脚で向き合う農園
私たちの農園は、夫婦二人で管理できる範囲を大切にしています。広げすぎないからこそ、土の変化や木の状態、小さな異変にも気づくことができます。
機械や大量生産に頼らず、人の目と手で向き合うこと。それが、安心して食べていただける果実につながっていると信じています。
目指しているのは「果実本来の味」
私たちが育てたいのは、見た目の整った果実ではなく、自然の中で育ったそのままの味わいです。
酸味だけが際立つのではなく、えぐみが少なく、香りに奥行きのある柑橘。収穫時期や年ごとの気候によって味が少しずつ変わるのも、自然栽培ならではの個性だと考えています。
暮らしに寄り添う柑橘を届けたい
料理にひと絞りしたり、炭酸水やお酒に加えたり、ジャムや加工に使ったり。
紀の川雑草レモン農園Plusの柑橘は、特別な日のためではなく、日々の暮らしの中で気軽に楽しんでいただける存在でありたいと考えています。
自然の力を活かして育てた果実を、安心して、そして自由に使っていただけたら幸いです。